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【アニメレビュー】『ざつ旅 -That’s Journey-』|“行きあたりばったり”が、きっとあなたを自由にする

こんにちは!今回は、2024年春アニメの中でも“癒し度No.1”といっても過言ではない作品――
**『ざつ旅 -That’s Journey-』**をご紹介します。

タイトル通り「雑な旅」、でもその中には、
自由・発見・そしてちょっぴり前向きになれる人生のヒントがたくさん詰まっています。

“何も決めない旅”を描くゆるやかな日常アニメ。
忙しい毎日に疲れたあなたに、そっと寄り添ってくれるような作品です。


目次

🏕 あらすじ(ネタバレなし)

物語の主人公は、漫画家志望の女子大生・鈴ヶ森ちほ
漫画のネームが全然進まないある日、勢いでTwitterにこうつぶやく。

「旅に出たいな。どこ行こう?」

そのつぶやきに届いたリプライの中からランダムに選ばれた場所へ、
何の準備も計画もなく“雑に旅立つ”という、**まさに“ざつ旅”**を始めることに。

道中で出会う人や風景、食べ物、宿――
すべてが予想外で、すべてがちょっと愛おしい。


🌟 アニメの魅力・見どころ

✔️ 1. ゆるくてリアルな「一人旅あるある」

『ざつ旅』は、旅アニメでありながらも、地に足がついた“現実的な旅”を描いているのが特徴。
有名な観光名所に行くわけでもなく、時には道に迷い、時には失敗もする。

でもその「何もない旅」こそが、本当に自分を癒す時間だったりする。
観光ガイドに載っていない「日常と非日常のあいだ」を丁寧に描いてくれる作品です。


✔️ 2. 鈴ヶ森ちほの“等身大な可愛さ”が魅力

ちほは、ちょっとズボラで、ちょっとオタク気質で、でもめちゃくちゃ人間らしい女の子。
彼女が無計画な旅を通して感じる小さな気づきや発見は、私たちにもどこか身に覚えがある感覚ばかり。

とにかく飾らない、力の抜けたキャラ性が、観ていて心地いいんです。


✔️ 3. 「日本各地の空気」を感じられる

アニメでは実在の土地をモデルに、空気感・人情・風景・食べ物を丁寧に描写。
「こんな場所に行ってみたいな」と思わせる、旅情感たっぷりの演出が魅力です。

中には“ちょっとマニアックなローカル飯”や“駅前の何もない空間”なども描かれ、リアルな旅好きにはたまらないポイントです。


🎧 音楽・演出について

  • オープニング:爽やかで旅情を誘うメロディが心地よく、まさに「一人旅に出たくなる」雰囲気。
  • エンディング:ちほの気持ちを静かに表現するような、柔らかで温かい一曲。
  • BGM:落ち着いた音楽が多く、自然の風景や町の音と溶け合って“静かな旅”を演出しています。

🤔 気になる点(あえて挙げるなら)

  • 派手なストーリー展開や強い起伏は少なめ。
     → アクションやバトルを期待している人には不向きかもしれません。
  • 1話1話がゆっくり進むので、「何も起こらない日常系」を楽しめる人向けです。

💬 実際の感想

見終わったあと、「旅に出たいなぁ」と思わせてくれるアニメ。
しかも“完璧な旅”じゃなくていい。
行き当たりばったりで、なんとなく歩いて、ふと何かを感じる。

そんな“雑さ”を肯定してくれる、優しい作品でした。


📺 視聴できる配信サービス(2025年5月時点)


📝 総合評価

項目評価
ストーリー★★★★☆
癒し・リラックス★★★★★
旅情感★★★★★
キャラの魅力★★★★☆
音楽・演出★★★★☆

👀 こんな人におすすめ!

  • 旅やローカルな場所が好きな人
  • ゆるめの日常アニメが観たい人
  • ひとり旅にちょっと憧れている人
  • 忙しい毎日で、ちょっと疲れた心を癒したい人

✍️ まとめ

ざつ旅 -That’s Journey-』は、
「ちゃんとしなきゃ」が多すぎる現代人にこそ刺さる、“何もしない自由”を描いた物語。

雑に見えて、実はとても丁寧にできている。
そんな不思議な余白のある旅が、あなたの心にも小さな変化をくれるかもしれません。

ぜひ、あなたも「行き先未定の旅」へ出かけてみては?


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